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JALの株価は日航機墜落事故・原油高など、日本航空を直撃し話題をよんだ。JALの株価、公募増資は、株主である個人投資家が集まる株式ランキングサイトなどでも話題になり、企業決算や今後の株配当の傾向が気になります。
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JALの株価 日本航空(JAL・日航)は、1985年、群馬県・雄巣鷹山山中に日航機が墜落し、500人以上の死者を出した「日本航空123便墜落事故」により、約600億円(当時)の賠償金を支払うことになりました。さらに、この大事故の影響により、顧客をライバル航空会社に大幅に奪われることとなったのです。
2002年に日本航空は、旧・日本エアシステムと経営統合を行いましたが、経営は改善せず、2006年発表では、300億円近い赤字決算という結果になりました。
大事故後も、機体のトラブル続きで安全性が疑われ、利用客が減りつづけたのが、原因の1つ。さらに、世界的原油高による燃料費の高騰が、追いうちをかけたのです。
世界的原油高は、湾岸戦争以後の中東情勢の悪化によるものですが、燃料費はなんと1年で30%も値上がりしたといわれます。
JALの株価 2006年、JALは2,000億円以上もの公募増資を発表しました。
「公募増資」とは、企業が設備投資などの資金源とするため、新しい株を発行することです。新株が発行され、出回る株の数が増えるということは、その株価は(一時的とはいえ)下がるということなのです。
JALは新たな飛行機購入のための資金という名目で、公募増資すると発表しました。しかも、通常は20%以下とされる中、37%という大型公募増資だったのです。
JALの株価 株主総会での発表もなく、株主総会からわずか2日後の、やぶから棒の公募増資発表。株式ランキングサイトなどでは、株主である個人投資家などが、怒りをあらわにしました。
さらに、ここまで大型の公募増資を行うのは、銀行が貸し渋っているためではないか。航空機購入費ではなく、銀行への負債の返済にあてるのではないか・・などの噂が立ち、公募増資の件に関して訴訟を起こす個人投資家まで現れました。
JALの公募増資発表による影響は、すぐに出ました。株価は値崩れを起こし、下がりつづけました。この時期、わずか1ヶ月で30%近くjal株価が下がるという、異例の事態をまねいたのです。
JALの株価は、公募増資発表前までは株価も安定し、株主への配当金も高かったため、それなりに株主の人気を保っていました。
株主優待などを楽しみに株を買う個人投資家などはともかく、長期に株を保有する、いわゆる安定株主が、よい材料がないという理由で株を手放すようになっては、企業としては立ち行かなくなります。
JALには、一刻も早い経営改善と、安全性の確保などの、企業努力が望まれます。
