非破壊試験(略称NDT)とは、物をこわさず、内部の傷などを検査できる装置を使う技術で、日本非破壊検査協会・非破壊検査株式会社が有名。非破壊試験には、目視・超音波・放射線など、いろいろな方法があります。ボイラー・タンクなどの施設や、飛行機・車両などの乗物を長く、安全に使うことができます。
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非破壊試験(nondestructive testing 略称:NDT)とは、非破壊検査ともいい、建物や素材をこわすことなく、内部の傷や劣化などの状態を調べられる装置・技術のことです。
夏、八百屋さんがスイカを売る時に、ポンポンと叩いて、音で熟れ具合を見ますね。非破壊試験は、いわば、あの方法をハイテク化したものといえましょう。
非破壊試験を専門に行う会社としては、日本非破壊検査協会・非破壊検査株式会社などが有名です。
社団法人 日本非破壊検査協会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsndi/
非破壊検査株式会社
http://www.hihakaikensa.co.jp/
非破壊試験には、放射線、超音波、赤外線、磁粉(磁力を使用)など、いろいろな方法があります。
もちろん、人間の目で見る「目視検査」も、欠かすことのできない非破壊試験の1つです。
ビルディング・タンク・橋などの施設、原発の圧力容器・パイプ・ボイラーなどの設備、飛行機・車両・船舶などの乗物の内部が、どのていど劣化しているか、傷があるかを、これらの方法をさまざまに駆使して、さぐるのです。
非破壊試験をすることにより、古くなった建物・施設なども、むやみにこわすことなく、安全に、長く使うことができます。
これにより産業廃棄物が大幅に減れば、大型ゴミが減り、環境にもよいということになるのです。
非破壊試験は、もちろん、新製品の検査にも行われます。ムダをなくすことで、非破壊試験は、地球環境に大きく貢献しているのです。
時は江戸中期の天明五(1785)年、「万宝料理秘密箱」という料理書が出版されました。別名「卵百珍」というとおり、卵料理が数多く掲載されています。その中に「黄身返し卵」と呼ばれる、ナゾの卵料理がありました。ふつうの卵と逆に、白身が内側にあり、黄身が周囲にあるという、不思議なゆで卵です。
江戸時代の卵は、放し飼いの鶏が生んだ有精卵がほとんど。無精卵でもできるかどうかを、卵を割らずに内部を調べるため、非破壊試験が使われました。これにより、「黄身返し卵」は有精卵でしか作れないと判り、みごと、ナゾの料理の再現に一役買ったのです。
(ちなみに「黄身返し卵」を作るには、針を使う、糠に漬けるなど、さまざまな方法があります)
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